雪舟えま氏の『幸せになりやがれ』が死ぬほど好きだ。
この本に出会って、登場人物に出会って、
どれだけ私の人生は豊かになっただろう。
舞台になっている小樽に週末行く。
小説はもちろん読み返した。
あの本はどの時間帯に読んでもだめ。
一人で読まなきゃいけない。泣くのでね。
どんな景色が待っているのだろう。
きっとそこには水灯利と縦がいる。
今回は恋人と行く。だけどいつか、
私が縦だと思っているあの子と、
水灯利だと思っている自分と、
ふたりで行こう。
私たちは生まれ変わってどんな形になっても出会うんだ。新しい世界で。