kiroku

冬の陽の短さ

春。

 

北と西と、山に囲まれている地いる。

車で1時間も走れば麓の方まで近づく距離にはいるけれど、近づかなくても他に山を遮るような大きな建物はないから、マンションの庭からも会社からもどこからでも見える。

それが心の癒しというか、仕事で外に出た時に建物の間からまだ雪の残る山が見えると、今日もこの地を愛せると思えるのだった。

 

昨日は春だった。

桜は満開。公園に花見しに行ったら桜と一緒にこぶしの白い花が咲いていた。

「この国は桜が咲くのは遅いから、むこうのひとが桜を見ている時に、こっちはこぶしの花を見る。って演歌で言ってた」

こぶしは至る所に生えていて、その大きさにも圧倒される。へー、ってぼけーとした返事をして、それぞれ適当にたのしく歩いた。

この地に来てから季節を楽しんでいる。

食も景色も気温も、すべて変わっていく。お店の人は旬な食べものを教えてくれる。ゴールデンウィーク明けはアスパラみたいで、ほんとみんな口を揃えて言うから少し笑えてしまった。

いいね、アスパラ。

 

わたしを支えてくれる自然たち  今日も明日も永遠に守って