kiroku

冬の陽の短さ

人はついこの間まであったところに新しいものが建つと、以前ここに何があったかを思い出せなくなる。壊れゆく過程も見ていたのに。

こうやって世界は日々新しく作られていくのだろうか。

過去を少しも残すことなく建てられた建物も建てられたその日から少しずつ過去に向かっているから、世界は何回も再生を繰り返している。