「まぶさん、処女ってなんでしょう」 「個性かなあ」 と即答してまぶは、また新聞に視線を戻した。 個性。個性。個性。個性。 「じゃあ、処女じゃないのは」 こんどはまぶは顔もあげぬまま、「個性かなあ」 (『バージンパンケーキ国分寺』雪舟えま) あー …
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